舞寿し 修善寺の駅弁−伊豆の旨い!が此処にある
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PRESS 2004.1101 「一個人」 2004年11月号 No.54

あじ寿司

「一個人」 2004 11 No.54 

  撮影:タナカシンイチ
 【記事】 取材:宇治有美子

「あじ寿司 伊豆箱根鉄道修善寺駅 静岡県伊豆市  /小林しのぶさんの太鼓判

雑誌「一個人」2004.11月号表紙《駿河湾の活きの良いアジと職人の技が競演》


 修善寺の名物「あじ寿司」が誕生したのは、今からおよそ5年前。ご主人の生前に駅前で寿司屋「舞寿し」を営んでいた女将の武士ひさ子さんが当時のノウハウを踏まえて考案したものだ。


 使用するアジは、駿河湾で揚がった新鮮なものに限定。届いたばかりのアジに塩をふって酢で5分締めるだけと、至ってシンプルな料理法だが、アジの大きさや季節などを加味し、塩の分量はもとより締め具合を秒単位で調整する細やかな目配りから、長年寿司作りに携わってきた職人の技が伝わる。


雑誌「一個人」2004.11月号−あじ寿司
 また、新鮮なアジにこだわるため、作り置きを一切しないのも同店の方針だ。必然的に、時化が続くとアジが手に入らず、売店に並ばない日も。
 自然相手に、泣かされる時もありますね。でも魚の鮮度が重要なので、作りおいた素材は使いません。だから数は決まってませんが、アジがなくなると今日の販売分はおしまいなんですよ」 と、調理場を切り盛りするひさ子さん。
 鮮度抜群のアジの風味を、松崎特産の桜葉の塩漬けや酢飯にしのばせた香ばしい胡麻、そして生レモンが引き立てる名弁当。数に限りがあるだけに、修善寺駅で見かけたら、ぜひとも食べてみたい。

【ページ内コメント】
アジの鮮度を保つために、売店に並ぶ弁当が売り切れると、調理場からその都度運び補充している。

もともと寿司屋だっただけに、ネタの新鮮さは折り紙つき。ご飯の炊き加減が絶妙で、味の締まった天然アジが本当に旨い!寿司飯の調合は一子相伝で、女将さんしか知らないそうです。

(上)修善寺へは、JR三島駅から伊豆箱根鉄道・駿豆線で30分程。写真は特急の踊り子号。
(下)駿河湾から毎朝届くアジ。酢締めした後、冷蔵庫で1日ねかせて、風味を整えたものが使われる。

約1200年前に弘法大師が発見したとされる修善寺の温泉街。夏目漱石をはじめ、文人墨客の石碑や句碑、古刹などが点在し、散策の愉しみも。


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